
「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE」の完成披露舞台挨拶が、本日4月29日に東京・TOHOシネマズ日比谷で開催された。
舞台挨拶には、常守朱役の花澤香菜、狡噛慎也役の関智一、宜野座伸元役の野島健児、塩谷直義監督が登壇し、愛くるしい動きと鳴き声で観客を和ませた「LOVOT」が公安局マスコットキャラクター・コミッサ太郎とコミッサ花子の仕様となって登場した。
## 花澤香菜のコメント
冒頭、花澤が「皆さんどうでしたか?」と観客に尋ねると大きな拍手が。花澤は「めちゃくちゃ面白いよね!早く皆さんに観ていただきたかったので今日はうれしいです」と満面の笑みを見せる。一方の塩谷監督は観客の反応が不安だったらしく「吐きそうです」と固い表情。観客は精一杯の拍手で気持ちを伝えようとするが、塩谷監督は「まだ信用できない……」と疑う素振りを見せ会場の笑いを誘った。最初に台本を読んだときの感想を司会に聞かれると、花澤は「『これが観たかったんだよ、私は……!』と思いました」とハイテンションに。朱と狡噛の関係、そして劇中に登場するという“プンプン宜野座”のかわいさに言及する。
## 関智一のコメント
関は「槙島の事件があり、1期のラストのから紆余曲折を経て、根本的な部分は解決してないかもしれないけど朱と狡噛の関係としては一区切りついた形になっていたので、10年やってきてよかったなという思いになりました」としみじみ。
## 野島健児のコメント
野島は「宜野座は久しぶりに会ってもやっぱりこうなるんだなと。ある種の幼さみたいなものが垣間見えて、今は成長過程にあるんだなということが感じられた」と話す。
## 塩谷直義監督のコメント
この発言を受け、花澤は「朱ちゃん、1期のときってすごいピヨピヨしてたでしょ?今作は序盤のシーンで年上の官僚たちと渡り合ってディスカッションしてましたけど、ああいう逞しい姿は私もちゃんと段階を踏んでないとお芝居できなかった。朱ちゃんをずっと演じてこられたおかげだなと思います」と続ける。
また、塩谷監督は、「10年経った今だからこそ、朱が『シビュラシステム』というAI、それから狡噛慎也にどう向き合っているのかということを描きたい。彼女が思いをぶつける映画にしたいと思っていた」と説明。「最上級の面白さ。監督たちが命がけで行ったロケハンの成果が映像にたくさん反映されていて、SFなのにリアリティを強く感じた」と称賛。#PSYCHO-PASS製作委員会 #劇場版PSYCHOPASSPROVIDENCE
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